2020年4月1日から、4つのチームが理研BZPに加わりました。
この記事ではその内の1チーム、「人工ワクチン研究チーム」について、研究者からのコメントと併せてご紹介します。
人工ワクチン研究チームは、2015年4月にONE TEAMバトンゾーンに作られ、従来のワクチン技術では予防が難しい感染症対策のワクチンを研究開発していました。今回、第二期の研究チームとして2020年度4月にリニューアルし、新型コロナウイルスによる感染症COVID-19に対するワクチンの開発も含め、パンデミックを防ぐ仕組みを目指して活動していきます。
なお、人工ワクチン研究チームによるワクチン開発は、理研の新型コロナウイルスに関する特別プロジェクトの1つとしても進められています。
人工ワクチン研究チーム
提案企業
動物アレルギー検査株式会社
研究紹介
ワクチンは感染症の予防や重症化を防ぐ方法ですが、従来の技術では予防が難しい感染症が増えています。本チームでは、開発した新しい作用のワクチン技術mMAPによってCOVID-19をはじめ重大な感染症用のワクチンを作ります。
増田 健一 チームリーダーからのコメント
獣医師国家資格者が獣医学研究をしていることを肝に銘じて、その成果がヒトと動物の社会に応用される、貢献できる研究を選び、そこに人生をかけたいと思っています。
齊藤 隆 副チームリーダーからのコメント
パンデミック感染に対するワクチンを作るという課題に果敢に立ち向かう連携チームとして、大きく社会貢献できる成果を創出できれば、と願っています。
久保 允人 副チームリーダーからのコメント
新しいワクチン技術mMAPが、COVID-19をはじめ多くの感染症に対応するような安全なワクチン開発に繋がって行くことを期待します。