2020年4月1日から、4つのチームがBZPに加わりました
今回改めてその内の1チーム、「三次元線量計研究チーム」について、研究者からのコメントと併せてご紹介します。
三次元線量計研究チームではがんの放射線治療における照射計画の高精度化を目指し、治療計画を立てる際に生体に近い材料・形状を使って三次元的に照射の事前検証を可能とする材料を開発しています。今後の展開にもご期待ください。
三次元線量計研究チーム
提案企業
日産化学株式会社
濱田 敏正 チームリーダーから一言
がんの放射線治療を、より効果的に行うため、3次元での線量分布検証の必要性が高まりつつあります。臨床での使用に堪える、3次元化学線量計の開発を進めます。
石田 康博 副チームリーダーから一言
「少しでも生き物に近づいた人工材料を作りたい」という純粋な興味から始めた理研の研究成果をフル活用し、人体と同じ組成・同じ形状にて放射線量分布を検証できる、究極の線量計の開発を目指します。