2020年4月1日から、4つのチームがBZPに加わりました。
今回改めてその内の1チーム、「バイオモノマー生産研究チーム」について、研究者からのコメントと併せてご紹介します。
バイオモノマー生産研究チームでは、低炭素社会の実現に貢献するため、ゴム製品などの原材料となる物質を微生物の発酵によって生産するという従来とは違うバイオ生産技術について、理研・日本ゼオン株式会社・横浜ゴム株式会社の三者で一緒に研究を進めています。今後の展開にもご期待ください。
バイオモノマー生産研究チーム
提案企業
日本ゼオン株式会社、横浜ゴム株式会社
谷地 義秀 チームリーダーから一言
サスティナブルな社会実現へ貢献すべく、理化学研究所、横浜ゴムと共同で、これまで研究してきた新たなバイオモノマー生産技術の社会実装に向けた研究チームを立ち上げました。
組織の壁を越えて、一丸となって社会課題を解決していける技術とするよう努力してまいります。
白井 智量 副チームリーダーから一言
我々は日本ゼオン株式会社・横浜ゴム株式会社とのこれまでの共同研究で合成ゴム原料のバイオ生産法の技術を確立、発展させてきました。
当チームでは、この成果を産業展開すべく、バイオによる高生産化を目指すと同時に実生産プロセスの最適化を行い、ナフサ原料から植物原料を用いたバイオ生産プロセスを確立します。