がんの放射線治療では健康な組織をできるだけ避け、目的の腫瘍部位に放射線を照射するため、事前に照射位置と線量とを正確に調整することが不可欠です。三次元線量計は生体に近い材料・形状で作成でき、照射された部分が照射方向に依存せず、線量に応じて反応するため、治療計画を正確に評価・検証するために有用と考えます。本チームは新規三次元線量計の開発を進め、実用化を目指します。
3次元ゲル線量計(放射線があたったところが白くなっています)
研究室メンバー紹介
- 濱田 敏正(チームリーダー)
- 石田 康博(副チームリーダー)
- 工藤 佳宏(客員研究員)
- 根本 幹央(客員研究員)
- 川村 拓(客員研究員)
- 福田 和繁(研究パートタイマーⅡ)
研究室リソース紹介(機器)
- 三次元化学線量計
関連リンク
- 日産化学株式会社(TL本務先/連携先企業)
- 創発生体関連ソフトマター研究チーム(副TL本務先)