理研の月刊広報誌の「理研ニュース2021年3月号」に、BZP人工ワクチン研究チームの研究が取り上げられました。「COVID-19への挑戦:どんな変異にも有効な汎用ワクチンをつくる」と題して、増田 健一チームリーダーが語りました。
▷全文は理研ニュース2021年3月号からお読み頂けます。増田チームリーダーの記事は13ページです。
従来のワクチンは、感染を経験したような状態を作ることで身体の中で免疫反応を起こして抗体を作り、実際の感染を予防するものです。しかし従来のワクチンではウイルスが変異してしまうと、獲得した免疫反応が効かなくなる場合があります。
そこで増田チームリーダー率いる人工ワクチン研究チームでは、変異しない部分を選んで抗体を作ることで、変異に左右されない「多重抗原ペプチドワクチン」の開発を進めています。
増田チームリーダーの研究については、インタビューや動画でも紹介をしています。
ぜひご覧ください。
- インタビュー「科学が切り開く新しいワクチン~パンデミックを防ぐ仕組みを目指して~」はこちら。
- 動画「新型コロナウイルスとの戦いVol. 2 化学合成ワクチンの開発~変異ウイルスに対応・副作用を回避~」
- 動画(英語)「A new type of vaccine (COVID-19 research, #2)」
- 動画「中高生のための特別授業:科学の力で生まれた新しいワクチン技術」(1:15:52-)