2022年4月1日から、2つのチームがBZPに加わりました。
その内の1チーム、「ウイルス不活化LEDシステム研究チーム」について、研究者からのコメントと併せてご紹介します。
ウイルス不活化LEDチームでは、非接触でウイルスの不活化が可能と言われる紫外線よりも波長が短い深紫外線(Far-UVC)に着目し、小型で低コスト、低消費電力のLEDウイルス不活化装置の研究開発を進めます。感染症対策のみならず畜産分野への利用や農業現場への仕様など多岐にわたる用途展開を目指して研究を推進します。今後の展開にご期待ください。
ウイルス不活化LEDシステム研究チーム
提案企業
株式会社ファームロイド
飯村 一樹 チームリーダーから一言
230nm以下の波長域はコロナ禍で新たに注目される深紫外であり、ウイルスへの不活化能力が高く、人体に害が少ない紫外線であることが特徴です。私たちは未知なるウイルスへの感染症対策として、この深紫外LEDの社会実装をめざしていきます。
定 昌史 副チームリーダーから一言
LEDの特性を活かしたユビキタスなウイルス不活化システムの創出に向けて全力で取り組んでいきたいと思います。