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理研RQC-富士通連携センター新設 ~超伝導量子コンピュータの実用化に向けて~

理研RQC-富士通連携センターがWide View バトンゾーン(産業界との連携センター制度)に新しく2021年4月から加わりました。

Wide View バトンゾーンでは企業から提案された中・長期的な課題の解決に向けて理研と企業が一体的に研究開発を推進することを目的に連携センターを設置しています。理研RQC-富士通連携センターは、量子コンピュータを活用した科学技術の発展に向けて、様々な研究機関や企業との共創の場を形成し、持続可能な社会を実現するイノベーションの創出を目指します。

これから実用化に向けて本格的に研究を進めるにあたり、連携センター長と富士通株式会社からコメントが届きましたのでご紹介します。

(左)富士通株式会社 原 裕貴 執行役員常務
(中央)理研 松本 紘 理事長
(右)中村 泰信 量子コンピューター研究センター長 兼 連携センター長


中村 泰信 連携センター長
「量子コンピュータの開発には様々な技術レイヤーにわたる取り組みが必要とされます。企業から多様なバックグラウンドをもつ研究者が加わってくれることは大変心強いです。」

富士通株式会社 原 裕貴 執行役員常務
「理化学研究所様と量子コンピュータの研究に取り組めることを嬉しく思います。
基盤技術に加えてアプリケーション開発にも共同で取り組み、イノベーション創出を加速させるとともに、持続可能な社会の実現に貢献していきます。」


理研RQC-富士通連携センターの詳細については以下の記事のもご覧ください。
「理化学研究所と富士通、超伝導量子コンピュータの実用化に向けて連携センターを開設」